上海旅行 第１日 ２００３．１２．２
今年２回目の中国へ出発です。この日は５時半起き。朝食を済ませて、６時半過ぎに横浜の家を出ました。
中国に行く時に限ってやってくる台風も過ぎ去ったようで、いい天気でした。
横浜駅を07:26発の成田エクスプレスに乗り、成田空港へ向かいました。空港第２ビルで下車して、３階の出発ロビーへ。今回は近畿日本ツーリストのツアーなので、まず近畿日本ツーリストのカウンターに行って航空券を受け取り、それから日本航空のカウンターでチェックインしました。
今日はそれほど混雑していなかったので、セキュリティーチェック・出国審査もそんなに待たずにすみました。出国審査が終わって中に入ったのが09:40頃。飛行機の出発は11:20で、搭乗開始は10:50です。１時間以上あります。免税店を見て回るくらいしかすることもありません。大して見るものもないのですが、ブラブラと免税店を何軒か見て回りました。
ちょうど母からLESPORTSACのカバンを買ってきてと頼まれていたので、それを探していると、結構時間が経ちました。最後に覗いた見つけ、これで母へのおみやげは早くもゲット。（笑）
搭乗開始は５分遅れましたが、飛行機は定刻通りに動き始めました。私が乗ったJL617便は、上海浦東空港に向けて飛び立ちました。
約２時間半のフライトで、定刻14:45より少し早く上海浦東空港に到着しました。検疫・入国審査を終えて外に出ると、旅行社の方が迎えに来ています。
＃なんと美人だったこと！（笑）
空港から車で約１時間、私が泊まる錦江飯店に到着しました。さすが老舗の高級ホテル、なかなかいい雰囲気です。でも部屋にはいると、窓がない！
暗い！
まあ昼間は部屋にいませんから、さほど問題はないのですが。
しばらく休んでから、私の留学時代の指導教官だった復旦大学の章培恒先生に電話しました。実は先週仙台で章先生にお会いしているのですが、「上海で一緒に食事でも」と誘われていたのでした。私が12年来復旦大学へ行っていないので、大学の近くで食事をすることになり、私はタクシーで懐かしい復旦大学へ向かいました。
大学の正門で章先生と会い、それから章先生の研究室へ行きました。すると12年ぶりに会う懐かしい顔が。久しぶりに友人に会えて、とても嬉しかったです。
しばらく章先生の研究室でお話をし、それから近くのホテルにあるレストランへ向かいました。タクシーに乗って移動したのですが、途中わざわざ遠回りして、復旦大学の周辺を回ってくださいました。やはり12年も経つとずいぶん様変わりしています。かつて私が住んでいた留学生宿舎（国際文化交流学院）は今では学内の別の場所に移転していて、建物こそそのまま残っているものの、今は誰もいない状態でした。それはちょっと寂しい気もしましたね。
レストランで章先生や私を含めて６人で食事をしました。「飲み物は？」と訊かれて「ビール」と答えたのですが、上海ガニを食べるには紹興酒がいいと、いつの間にか紹興酒になってしまいました。（笑）
もちろんフルコースですが、まあおいしかったこと。やはり本場で食べる中国の料理はいいですねえ。上海ガニもすごくおいしかったです。
食事をしながら章先生に、明日上海図書館に行くのに紹介状も何もないのだけれど大丈夫でしょうかとご相談したところ、「君の見たい本は特殊なものなので、いきなり行ったら、原本ではなくマイクロフィルムを見せられるだろう」とのこと。そこで章先生が復旦大学の正式の紹介状(@_@)を手配してくださることになりました。
留学を終えて12年経っても先生に甘えている不肖の弟子の私です。（笑）
食事を終えて再び章先生の研究室に戻り、章先生から紹介状を受け取って、そしてホテルに戻ってきました。