北京第４日(2003.09.25)
４日目は、中国国家図書館へ資料の調査に出かける予定でした。。
今日は朝は少しゆっくり出いいので、６時半起床、いつものように朝食を食べ、出かける支度をして、8:45頃部屋を出ました。
タクシーで国家図書館へ。ここは12年前に一度来たことがあります。でも12年も経っているとさすがに周りの雰囲気がずいぶん違うように見えました。
図書館の中に入り、「善本閲覧室」を探します。広いし大きいし、迷いながらも何とか善本閲覧室を探し当てました。でもなんだか雰囲気が違います。12年前は間違いなく閲覧室として机が並べてあったのに...係の人に見たい資料のことを告げると、「今は展覧会をやっているので見られない。10月８日以降に来てくれ。」とのこと。確かに閲覧室なのに閲覧用の机はありません。
そう、善本閲覧室とその隣の部屋で展覧会をやっています。でもその展覧会は善本そのものではなくて、古籍整理とその出版に関する展覧会で、昔の偉い先生が古籍整理に携わった時のいろんな資料が展示してあるものでした。
「明日帰るんですよ」なんてダメモトで言ってみたものの、「ごめんなさい」と謝られてしまいました。次回来る時のためにいろいろ聞いておいて、図書館を後にしました。この時が10時半頃。
去年の上海図書館といい、こんなのばっかり。(^^;;;
まあ残念と言えば残念ではあったのですが、実際は「これで今日一日遊べるぞ」と内心喜んでいたのでありました。（笑）
遊ぶと言っても観光地巡りにはそんなに興味はないので、することといったら本屋巡りです。EIREI小姐に『哈利・波特』の新しい巻を買ってきて、と頼まれていたし。国家図書館からまず海淀区の海淀図書城へ行きました。そこで本を見ていると、あったあった、『哈利・波特与鳳凰社』。ハリーポッターシリーズの第５弾中国語版です。EIREI小姐が欲しいと言っていたのはこれでしょう。（日本語版はまだ出ていませんね。）EIREI小姐の分はもちろん、自分の分とあわせて２冊買いました。(^^)
次に北京図書大厦というおそらく北京で一番大きな書店へ行きました。タクシーに乗って到着すると、12時を過ぎていたので、その地下にあった食堂で軽く昼食を摂り、それから本を見て回りました。 大学時代の同級生で同業者のＮ氏に頼まれていた『九尾狐』もここで見つけ、その他古典小説関係の本をいくつか、そして『機器猫』と『名探偵柯南』（笑）を２、３冊ずつ買いました。
結構な荷物になったので、ここで地下鉄に乗っていったんホテルに帰りました。ホテルに着いたのが２時半頃。荷物を置いて一休みし、３時半頃再び王府井の街中へ出かけました。Ｇ３で町並みの写真を撮りながら、王府井書店へ。そこでも小説史関係の本や『紅楼夢』のCD-ROMなどを買いました。
ゆっくり本を見ていると結構時間が経つものです。ブラブラと歩いてホテルに帰ることにしました。もう明日帰るので、途中にある比較的大きなお茶屋さんで持って帰るためのお茶、それも龍井茶や烏龍茶の相当高級なヤツを買いました。あわせて1,000元を超えてしまいました。バカだね。（爆）
ホテルに着くと６時。学会で知り合った人（日本人）と６時にホテルのロビーで待ち合わせをし、一緒に食事に出かけることにしていたので、荷物を置いてすぐに出かけました。そしてホテルからそれほど遠くない普通の中華料理店に入り、夕食を摂りました。
８時頃までレストランにいて、おいしい料理をいただき、ホテルへと戻りました。